【私見】ニコニコ動画・生放送へ「画質」を求めるべきではない 〜「画質」よりも「安定性」を重視すべき〜

今日の出来事であるが、生放送部門においてチャンネル放送への通信障害が起きた。

具体的には企業チャンネル全体が通信不良になった。

ユーザー放送を軽視するわけではないが、企業チャンネルがニコニコ側の問題で止まるというのは非常に由々しき事態である。

ニコニコというプラットホームで「金銭」が発生している環境で「放送が見れない」というのは非常に大きな問題である。

 

チャンネル放送と聞くと「配信業」の人たちが頭に浮かぶ人が多いと思うが、実際のところ、様々な企業がチャンネルを所有しており、そこに対して課金をしているユーザーが多くいるのが事実である。

 

自分自身が、その企業チャンネルを運営している会社にいる為、休みではあるが片手間程度に見ていたわけで。

「あれ?止まった?」と思い、連絡を取ると「どうも不安定で」と。

そして取った対策が「後日アップロード」ということである。

正直大型のオフィシャル放送があった(新潟知事選など)にしても、これはひどい話である。

チャンネルを持っている企業とドワンゴとの信頼が落ちるというのもあるが、チャンネル運営している企業と顧客との信頼関係も失墜する事態である。

最悪、他のプラットフォームへの移行も考えざるを得ない。

 

一般のユーザーはニコニコに対して「画質向上」を求めるが、それはまったくもって無茶苦茶な要求ではないか。

あのひろゆき氏ですら「YouTubeなんかに勝ち目がないんだからそこの後追いをしたって意味がない」と発言しているわけで。

「世界を相手にやっているYouTube」がやっていることを「日本の一企業であるドワンゴ」が真似できるわけがない。

いつかみたプレゼンで「ニコニコはYouTubeとは違って明後日の方向を目指す」というのを僕は覚えている。

今こそ「明後日」の方向に向かって走っていくべきではないか。

生放送はHDなんかにしなくてもいい、とにかく安定した放送を目指すべきだ。

そして、コメントが画面上に流れるという「双方向性」を全面に押し出して機能・インフラ強化をしなければならない。

インフラ整備に関しては超会議などのリアルイベントとは比べ物にならないぐらいの資金が必要になる。

一見「超会議の金をサーバー強化に回せ」というが、それは「雀の涙」程度のものにすぎない。

 

企業チャンネルを抱えている以上、安定性を優先しなければならない。

放送が視聴者に届けることが出来なければ価値はゼロだ。

画質がいいですよ、その代り時々止まるけどね、なんて要らない。

 

画質を求めるなら他に行けばいい、ニコニコだからこそできることを考えるべきである。